写真の精細さを決める画素数
大判ポスターなどで商品写真を大きく使いたい場合に問題となるのが、写真の解像度です。いわゆる「画素」と呼ばれるものですが、色違いの小さなピクセルが沢山集まって1枚の写真になっています。
この「画素」の数が多ければ多いほど、写真の細かい部分までしっかりと描写されるようになります。
一般的に小さな写真ではあまり画素数は問題になりませんが、ポスターなどの大きな印刷物では問題になることが多くあります。写真を大きく使いたいのに画素が不足していると、ぼやけた写真になってしまうのです。
ポスター用の写真でも高画素でシャープなイメージが欲しい
一昔前はそれでも「ポスターは近くで見るものではないから」という理由で、低解像度の写真が使われたりもしましたが、駅のホームなどで見かけるポスターは近くで見ることも多いですから、ポスターだから近くでみることはないとは言えません。
実際のところで、駅の広告などを見ると、低解像度の写真を無理やり大きくして使用しているポスターなどを多く見かけるのですが、写真スタジオとしてはやはり「もったいない」と思ってしまいます。
やはり、ポスターでも精細な写真が使用されている方が、見た時の印象が大きく違います。
1億画素の高画素カメラ富士フイルム GFX100Sを導入!
写真スタジオのインタニヤでは、そんな需要に答えるため、高画素カメラである富士フイルムのGFX100を導入いたしました。
このカメラは画素数が1億画素にもなり、一般的なカメラの画素数は2400万画素程度と比べると遥かに高精細な写真が撮影できるカメラです。
上記の画像でもお分かりいただけるように、写真の細部までしっかりと描写されるため、エッジがシャキッとしたシャープな写真が撮影できるのが、高画素カメラの特徴です。
ポスターなどの大きな写真が必要な場面で、高画素カメラで撮影した写真を使えば、印象は大きく変わります。
絵画や美術作品の複写などでもおすすめです
高画素な写真は、細部まで精細に描写するので、ポスター用の大きな写真のほか、絵画や小さな文字が書かれた歴史的資料などの複写でも活用できます。
絵の具の質感や、筆使いの細かな線の一本一本までしっかりと描写することができ、作品そのものを正確に記録して残すことができます。
高解像度で精細な写真が必要な場合には、是非ご相談ください。